ミトココロノココロミ -4ページ目

真のエリート

エリートを養成するんだそうで。

「真のエリート」とやらいうものを育てるんだそうです。
誰が育てるんでしょうね。
エリートを育てるっていうからにはエリートが育てるんでしょうねぇ。
ぜひ一度お目にかかってみたいもんです、「真のエリート」とやらいう人に。
それも「教育ができるエリート」とやらに。
反面教師って言葉もあるので気をつけてくださいねぇ。
あまり立派過ぎる人間というのもかえって逆効果ですよぉ。
まぁ、いい年した大人ならみんな知ってることなんで
「エリート」の方々には余計なお世話なんでしょうけどね。
で、その子たちを社会のリーダーにするんだそうで。
するのは勝手ですが、
多くの人に
「こんなやつにリーダーになってほしくない」と
思われるようなやつにしてしまわないよう気をつけてくださいね。
リーダーの資質もいいですけど、
そのリーダーの元で動く人間の気持ちというものも見失うとどうしようもないですからねぇ。
まぁこれも普通の脳みそ持ってりゃわかることなんで、
「真のエリート」の皆様には余計なお世話でしょうけど。

書き出すとキリが無いのでこの辺にしますけど、
私は「清濁併せのむ」術を持ってないようなやつにリーダー面はされたくありません。
囲われて、限定され、閉塞された世界で何をする?
何が一番アホだって、
万事が計画的に進むと思っているであろうところだ。
計画どおりいかないことこそが人生の醍醐味じゃないか。
そんなことも知らずに今まで生きてきたのね。
哀れなやつらだ。
総出で路頭に迷いやがれ。
それか死ぬまで勘違いしてやがれ。

仕事せぇよ。

平日のこんな時間に家にいる私のことではなく、
最近くっついた某でっかい銀行さんのこと。
いや、私はこれでも仕事中なのです、一応。

某旧・東京三菱銀行に届けていた印鑑を紛失したため、
今朝、最寄の三菱東京UFJ銀行に行ってきた。
窓口で呼び出され紛失の旨を伝えると、
受付のお姉ちゃんが
「はい、少々お待ちください」
と言って下がったままなかなか戻ってこない。
ようやく手に分厚いマニュアルを持って戻ってきたと思ったら、
また
「すいません、少々お待ちください」
と下がってしまった。
「おいおい、姉ちゃん、マニュアルまる見えやで」
と思ってたら、再び戻ってきて
マニュアルと端末の画面とを交互ににらめっこしながら、
必死で作業をしている。
「やり方知らんのなら他の社員に頼みぃなぁ」
と思ってたら、ようやく作業が終わったと見えてこう言い放った。
「えぇ、こちらですねぇ、昔のUFJ銀行の支店でしてぇ、
届出印鑑の紛失の処理自体はできたんですが、
新しい印鑑の登録の作業が昔の東京三菱の方でしかできないんですぅ。
申し訳ないんですが、この通帳と新しい印鑑と身分証明書を持って、
昔の東京三菱の支店に行っていただけますでしょうか?」

は?

あのね~、昔の話なんか知りまへん。
あんたら一つの企業になったんでしょ??
そしたら、どこに行っても同じサービスを同じように提供しなさい。
それが普通の企業ってもんでしょうが、ったく・・。
時間かけてやったんは紛失の処理だけかよ。
そんなもんしていらんわい。
完璧二度手間やん・・。

大体できひんのなら最初からそう言わんかい、まったくもぉ・・。

しかしその三菱東京UFJっていう長ったらしい名前、
なんとかならんか?

ミックス

結婚してからもう早半月です。早いもんです。
家は未だに片付いてません。
ツマさんは休みの日などにかなり片付けたようで
だいぶすっきりしてきているようですが、
私の方は、ツマさんを迎え入れた時のまんまかそれ以下です。
わはは。笑ってごまかすことにします。

しかし、なんですね、
色々な変化がありますが、
その中でも楽しいのは
二人がそれぞれ持ち寄ったものがグチャ混ぜになる
ってことですね。
モノを捨てられない二人となるとなおのことです。
お互いがお互いの持ち物に「なんじゃ、こりゃ!?」と
驚くやらあきれるやらしながら、
いつの間にか共存していくのであります。

先日ツマさんに指輪を買ったお返しに私はiPodなぞをもらってしまいました。
えへへ。
で、先日清水の舞台から飛び降りて買った
「バーガーパソコン旨味」を使って手持ちのCDを入れまくってます。
で、もっぱらシャッフル機能で聴いてるんですが、
シャッフルって楽しいですね。
買っておきながら今までほとんど聴いたことの無いCDも
シャッフルで他の曲の合間に挟まると
なかなか楽しく気持ちよく聴けてしまうのです。
昔、何を思ってか買ってしまった細野晴臣氏・選曲・監修の8枚組CD
「エスニック・サウンド・セレクション」なんていうのも
他のポップスの間に挟まると意外と心地よかったりします。
で、そこにツマさんが持ってきたバリ島の音楽(ガムランやらケチャですね)
のCDなんていうのも新たに入ろうとしてたりして。

例えばこれを打っている間にシャッフルで聴いた曲と言えば、

1. 'Riot in Lagos'(坂本龍一)
2. 「ダグパ族のトランペット」(「エスニック・サウンド・セレクション」より)
3. 「となりのトトロ」(井上あずみ)
4. 'Know Your Place'(ミルフォード・グレイヴス)
5. 「パパイヤ・ママイヤ」(ウルフルズ)
6. 'Spaltung'(アインシュトゥルツェンデ・ノイバウテン)

陰も陽も、ポップもアングラも、グチャグチャです。
グチャグチャってやはり心楽しいです。
・・さてと・・そろそろ部屋の自分のものを片付けなきゃな・・。

上げて落とす

なんでも野球で日本が世界一になったんだそうで。
私は野球のことなぁんにも知らないんでなんとも言えませんが、
応援してた皆様、おめでとうございます。
曲者はこの「応援してた皆様」っていう人たちですよね。
誰なんですか、これ。
いや、もちろん中には本当に野球が大好きで心底応援してた人もいるでしょう。
(中には野球が好きだからこそ、この大会は支持できない、
なんて人もいたのかも知れませんね。よくわかんないですけど。)
でも、この熱狂を支えた大半は単なる野次馬だと思うのです。
阪神優勝の騒ぎの時に、道頓堀川に向かうやつの大半が
阪神ファンじゃないというのと同じようなもんです。
いや、これもよく知らないですけど、
多分あの中に本当のファンなんてほとんどいないでしょう。
やつらは単にお祭り騒ぎしたいだけです。
いや、別に野次馬でもいいじゃないか、って話なんですけどね、
この野次馬の質が悪いのは、仮にその話題の的が何かの失敗をしたら
簡単にそれを批判する側に回っただろうってことです。
オリンピックなんかでよく見られる光景ですよね。
勝手に期待して勝手に持ち上げて勝手にプレッシャーかけて、
こちらの期待に応えたら褒めてつかわし、
こちらの期待に添えなければ叩き落とす。
まったくもって身勝手な話です。
持ち上げるのは落とした時の落差をつけるための野次馬の常套手段。
要は褒めるのでもけなすのでも騒げればいいだけなんでしょう。
そろそろそういう下品な娯楽の仕方はやめた方がいいと思うのですが。

てんやわんや

やることだらけ。
忙しいというのとはちょっと違う。
とにかくやることだらけなのだ。
「いっしょに暮らしたら何がいるやろかね?」と
相方さんと話はしていたのだが、
基本的に面倒くさがりで楽観的な私は
「まぁ暮らしてみてから考えたらえぇんちゃう?」
と答えていた。
そのつけが今になってドォン。
いや、こんなものやあんなことなんて
実際生活してみんと気付かんとは思うのだけど。
毎日、買い物やら手続きやらで走り回る日々です。

二人の生活スタイルの関係上、
夜は12時頃には寝て朝は6時半に起き、
家事も分担しながら進めるという生活になりそうだ。
今までの私では考えられないような健全な生活。
なのでネットに繋げるのもこんな時間。
しかし、なかなかどうしてこれはこれで楽しいものだ。

見舞い

この月曜日、仕事先に休みをもらい
荷物であふれかえる家と
途方に暮れる相方さんをほったらかして、
高速バスに乗り祖母の見舞いに愛媛県まで行ってきた。
細かい道中記はともかく
祖母に関しては奇跡的な回復力で
頭の中にあった血液の溜まりがほとんど無くなっているという。
一週間前には担当医に「覚悟しておいてくださいね」とまで
言われたというのに。
認知症の兆候が出てきているということでこれから大変かも知れないが、
結婚の報告もできたしとりあえずはよかった。
もしかしたらもう忘れてるかも知れないけど・・。

また相方さんも連れていくからね。
そん時まではしっかりしといてね。

スーパー門出

ズブッと入籍。根元まで入籍。

ということで今朝、
相方さんと伊丹市役所に婚姻届を持っていき、
晴れて入籍いたしました。
本当に「晴れて」入籍。
私たちが結婚関係のことで動く時は必ず晴れ。
それも必ず気持ちいいくらいの快晴。
双方の両親への挨拶、
両家の顔合わせ、
そして今日。
朝に雨が降ってようが、夜には天候が悪くなろうが、
動く時だけは晴れ。
いい兆しだ。
とてもいい兆しだ。

今日から私はオット、相方さんはツマ。
なんだか不思議な感覚です。
とにかく、これからは二人でいっしょにお天道さん見上げて

「あは、あは、あは」

と笑いながら生きていきたいと思っています。
生きていけるとも思っています。
今後もよろしくお願いいたします。

あ、式は来年の3月4日(日)に
京都のTHE SODOHというところで挙げることになりました。

ばあちゃん

なんだか眠れずこんな時間。

母方の祖母が今危ない状態にある。
なんでも転んで頭を打ったのが原因のようで。
最初は吐いたりしてかなり危険な状態だったが、
今は小康状態で意識もあるらしい。
ただ、頭に水がたまり熱も出ていて予断を許さない状態だそうだ。

気軽に行ける距離ならば見舞いにも行くところだが、
母方の田舎は愛媛県松山市のそば。
入籍を間近に控え、仕事も抱えてる状態では
そう簡単に行ける距離ではない。
昨日までうちの両親が見舞いに行っていた。
今日帰ってきてたので色々電話で話を聞いた。

なんでも、祖母はその日家の離れから出ようとした時に
ドアノブを掴み損ね、そのまま倒れてしまい
コンクリートの地面にしたたか頭を打ちつけ病院に運ばれたんだとか・・。
愛媛の他の親戚が見舞いに行った時には
意識が無い時は暴れるわ、
意識がある時はわがままを言うわでなかなか大変だったようだが、
うちの母親が行った時は子どものように素直であったという。
自分の子どもの中で唯一遠く離れた地に嫁いでいった娘に対する
想いの表れなんでしょうかね。
病院のベッドで
「こんなんなってしもぉたわぁ」
と力無く話すばあちゃんに母親が
「何言うてんのん。ここでちゃんと治療したら家に帰れるんよ?」
と慰めると、
それまでは母親の話に素直に
「ほぉじゃのぉ」
と答えていたばあちゃんもその時だけは何も答えなかったという。
ばあちゃんはきっと今覚悟をしているのでしょう。
病院のベッドで一人、死ぬことを覚悟する気持ちって
どんななんでしょうね。
母方のじいちゃんは、母親が私を身ごもっている時に亡くなりました。
それから36年間、ばあちゃんは一人だったわけです。
36年間・・私が生きてきた時間まるまま・・長い時間です。
どんな気持ちできたんでしょうね。

ばあちゃんは今年91歳。
仮に亡くなっても大往生といわれるような年齢だ。
でも、ばあちゃんはボケてはいません。
それどころか、親戚が集まっても
小さい目ぇの小さい小さいかわいらしいばあちゃんが
伊予弁で強烈な毒を吐きまくっていました。
いっそボケれていたら死ぬことなんて考えずに済むかもしれないのに。

そんなことを思っていたらなぜかこんな時間に。

つい先日母親と、式を挙げる際にばあちゃんを呼べるかどうか
話していた矢先のできごとである。
母親「そんなん無理無理!」
私「じゃあ、また愛媛の方には別で挨拶に行くわ」

母親が私の結婚の話をばあちゃんにすると、ばあちゃんは
「そうかえ。そりゃあよかった。あの子はえぇ子じゃけんのぉ」と。
こんなクソ息子ですら、ばあちゃんにとっては「えぇ子」なんだそうで。

できれば来週直接伝えに行きたいと今思っています。
行けるかどうかはまだ分からないけど。
直接話してちょっとでも喜ばせてあげたいと思っています。
考えたくはないが、恐らくそれが最後のばあちゃん孝行だから。
ばあちゃん、直接伝えに行くまで元気でいてね。

エルンスト・バルラハ展

先日私用で京都に行った際に、ついでだからと
前から気になっていた「エルンスト・バルラハ展」(@京都国立近代美術館)を
見に行った。
あぁ・・ダメだわ・・好き・・こういうの好きよ・・アタシ・・。
ため息漏れちゃうわよ、ダンナさん・・。
もぉ身悶えしちゃうくらい好き・・。
興奮してオカマになっちゃうくらい、す・き・・。
もう好き過ぎて何が好きとかうまく言えないくらい好き・・。
夜も眠りながら枕抱いて「あぁ~っ!」って吠えちゃうわよ、アタシ・・。
嗚呼・・ば・る・ら・は・・うふっ、素敵な響き・・。

まぁオカマはここまでにして、と。

結局、行った時間が遅かったのと
(入る前はそんなに遅いと思ってなかったんだけど)、
最初にじっくり見過ぎたせいで
後半はかなりの駆け足にはなっちゃったのだけど、
嗚呼・・よかったわ・・。
もう一度、会いたいものね、
おひげのかわいいば・る・ら・は・ちゃん。うふ。

4月2日(日)までやっているようなので、
駅の広告などで興味を持っている方は是非。

結局この日記の情報量って実質ゼロに近いですよね。
まぁいいんです。いつもそんなもんです。
おやすみなさい。

「身体の言い分」

ようやく読了。
徹底的な自分の人生肯定の本。
それも独我的な、あるいは刹那的な肯定では断じてなく、
自分が「誰と出会うかわからない」共同体なり
「何が起こるかわからない」人生なりの中で
いかに快的さなり幸福なりを掴むかのヒントに満ち溢れた書
(と私は思っている)。
私が今まで漠然と、しかしそれでいて執拗にこだわり続けてきた何かが
非常にわかりやすい言葉で次々と整理されていく快楽。
この本の中でも「自分が引き寄せる運」みたいな話が語られているが、
私がこの本に出会ったのも
まさに私が永らくこだわり続けた執念が引き寄せた運。
いやぁ、やっぱりオレは正しい。
オレ、最高。オレ様、万歳。
で、またA型の人が引いていく、と。
知ったことか。

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武道家の言葉に影響受けてる面が多いのだなぁ、と改めて痛感。
ほんと、女子大に合気道習いに行こうかしら。