ミトココロノココロミ -19ページ目
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pocketful of happiness

「ないもの」ばかり求めるから寂しくなるんだ。
「あるもの」に目を向けなくちゃ。
「あるもの」の愛しさを感じたら、
幸せはきっとそんなに遠くはない。

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学ぶ気にさえなれば、教訓は至るところに転がっている。

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時代のせいにしてはいけない。
時代がダメなのなら、
自分が流れを作ればいい。
自分で渦を作れば、
人は集まってくるはず。
必要なのは、
時代に対して、
「コンチクショー!」「バカヤロー!」と
心の奥底で叫ぶ負けん気。
そして、「生きよう」とする力。

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命みじかし、燃えろよ漢(おとこ)。

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見る人によっては、
「けっ、きれいごと言ってやがるぜ」とか
思うのかもしれない。
悪いか。
死ぬまできれいごとを言い続けてやる。
・・って、これもきれいごと?
ざまぁみろ(誰にともなく)。

芸術家の資質

先日私が客演した劇団で知り合った
待井健一さんという画家の方の個展に行ってきた。

 待井健一 色鉛筆画展

正直白状すると、こういう画風の絵を
今まであまり見に行ったこと自体なかったのだが、
(どこかで自分の柄じゃないと思い込んでいた部分がある・・)
行って実物を、間近で見てみて驚いた。
ものすごいディテールまでびっしり丁寧に描き込んでいる。
並みの集中力でできる作業ではない。
いや、丁寧に書き込むだけなら
できる芸術家は他にもきっと数多いるのだろう。
(私には絶対無理だが・・)
すごいのは、それでいて全体としては、
とてもソフトでノスタルジックな空気が漂っていることだ。
待井さんのエネルギー、集中力、力量に圧倒された。
京都方面の方は是非行って見てみていただきたい。

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帰り際、気に入った絵のポストカードを何枚か買った。
でも、やはり実物から溢れ出る静かな生命力は
このサイズでは伝わりきらない。
(もちろん美しいことには変わりないのだが)
舞台作品をビデオで観るようなものである。
芝居でもなんでも、やはり「ライヴ」に勝るものはない。

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芸術家に必要な資質の一つとして
「執念」が挙げられるな、と痛感した。
自分の思い描く世界を形にしようとする「執念」。
自分の価値観、美意識を守ろうとする「執念」。

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色々なことを感じられた個展であった。
次回京都でやる時も、必ず見に行きたいと思う。

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動かないと何も始まらない。
動けば必ず何かが見えてくる。

prologue

ミトココロノココロミ。
身と心の試み。

サブタイトルの「身も心も、自分を裏返すこころみ」は
敬愛する詩人・谷川俊太郎さんの「頼み」という詩から着想を得た。

背景は、私の好きな映画「カッコーの巣の上で」のラストシーンに
イメージが重なり、気に入ったので採用。

blogを立ち上げてはみたものの
何を書くかはまったく決めていない。

キーワードは「開く」・・かな。
自分を開く。
外に開く。
視野を開く・・etc

心身とも、
生身の自分をどれほど開けるのか。
外に対してどれだけ開けるのか。
世界をどこまで開けるのか。

そんなことが可能かどうかもわからないし、
そんなものが人に読んでもらえるかどうかもわからないし、
そんなコンセプトばかりが続くとも思えない。
とりあえず、なんとか少しずつでも続けていくつもりだ。
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