言葉と心 | ミトココロノココロミ

言葉と心

とあるメールを打ちながらこう考えた。
言葉というのは心のあり様を表現するだけでなく,
逆に,言葉にしてみることによって
心のあり様が決まることもある・・気がするのです。
例えば「~になるといいね!」とか,
相手に対して口に出して言ってみることで,
「あぁ,本当に~になるといいなぁ」という思いが強くなる,
とかいうことないですか?
場合によっては思ってもいなかったことを
言葉にして出してみた途端に,
それが新たな感情として生まれてきたり。
で,そこから派生して考えたのですよ。
最近,
「うぜぇ!(訳:生理的に受け付けません)」とか
「きもい!(訳:気持ちが悪いです)」
「意味わかんな~い!(訳:頭が悪くてわかりません)」とか
いう言葉を簡単に口にする者がいるが,
彼らは,心が荒んでいるから
こんな言葉遣いをするのかというと,
ちょっと違う気がしてきたのです。
彼らは,こんな言葉遣いをしたから
心が荒んだのではないか,と。
言葉の遣い方によって,精神のあり方まで変わってくる。
そんな気がするのです。
美しい言葉って大事ですよね,やっぱり。