暴力 | ミトココロノココロミ

暴力

変な夢を見てこんな時間に目が覚めた。
妙にリアルな夢。
私が塾で授業をしていると、
チェーンソーを持った血まみれの男が教室に殴りこんできた。
私はなぜか近くにあった木刀を手に取り、
その男を渾身の力を込めて殴った・・ところで目が覚めた。
で、眠れなくなった。
色んな意味で許しがたい暴漢である。
この夢のも一つ困ったことは、
これがあり得ない話ではないということである。
それも二通りの意味がある。
一つには、誰しもそういうキチガイからの
いわれの無い暴力に遭う可能性があるということ。
そしてもう一つは、そういう状況になった時に、
私がそいつを殴り殺す可能性もある、ということ。
暴力はいたるところに溢れている。
それはもちろん自分の中にも。
これはやはり困ったことである。

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昔はそういった人間誰しもが持っている暴力性のガス抜きとして
祭りが機能していた、と言う人がいる。
しかし、年中ハレのような、
常に暴力性が顕在化しているような世の中である。
世の中は常にムダなエネルギーを吐き続け、
人は常にイライラしている。
そんな中でガス抜きをする有効な手段は?
これが不可逆な流れだとしたら?未来は暗い。

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自分の中の暴力性を上手に飼いならさなくてはならない。

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「我々の祭りを取り戻せ」(YMO'MUSIC PLANS'より)